ゆるり ひらひら

ゆる~いジョギング。

タグ:40キロ

前を行く6時間第1集団を追いかけて39キロ手前。
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スーツにネクタイの正装ランナーとエール交換。



さらに、
40キロを目前にしてOL三人組とスライド。
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ついに40キロ。
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5時間38分。

突発性アクシデントやトラブルがない限り
6時間は切れると確信する。
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前に見える6時間ペースの第1集団を追う。
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撮影しながらだけれど、
この辺り、かなりまじめに走っている。



近づいてきた。
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41キロ。
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残りわずか。

遠くにゴール地点が見える付近で
ペースランナーが立ち止まる。
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「ここからは好きなペースで行ってください」
「ゴールはすぐそこです」

「ありがとうございました」
それぞれがラストのペースアップ。

集団がくずれる。



すぐそこにフィニッシュゲートが見える。
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残り200メートル程度。
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お世話になった大エイドの裏を通り抜ける。
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左に曲がると目の前にフィニッシュゲート。
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5時間54分。
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最低目標の6時間は切れた。


ほっとする。ペースランナーに感謝だ。

計測チップを外してもらうときに
靴につけた小さなカボチャに気づくかなと期待したが
気がついてもらえなかった。
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ちょっと残念な気がしたので、自分から申告。
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完走証発行。
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途中で散々な目にあったけれど、前回より7分短縮。



荷物を受け取りに行こうとしたところで
カメラを持ったお兄さんに呼び止められた。

「スポニチプラスです。写真を掲載したいので撮影してもいいですか」
おお、そんなサービスもあるんだ。
もちろん即座にOK。

後日確かめたら、スポニチプラスのギャラリーに掲載されていた。
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その後「おっTファミリー」のプチ打ち上げに参加。
一年ぶりの再会を喜ぶ。



今回も数多くのふれあいがあった。
途中で苦しい場面もあったが
終わってみれば楽しい大会だった。



シャトルバスで対岸の駐車場に着いた時、
大井川の上空には秋の夕空が広がっていた。
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***** おしまい *****






***** ***** *****


最終関門を無事に通過し、第10給水所でほっと一息。
給水とトイレ。
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36キロ。
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前方遠くにペースランナーの見慣れた風船が見え隠れしていた。
トイレに寄ったときに先行されたようだ。
少しづつ追いつかなくては・・・



37キロ。
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第11給水所。
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少しづつ風船に近づいている。
焦らずこのペースでいけば追いつける。
いつもなら「ああ、もうダメだ」とあきらめるところだが
今回は追いつける気がしている。
気持ちも体力もゆとりがある感じだ。



なだらかな坂をひとつ越える。
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下りながらスパイダーマンに声を掛け
先行したところで振り返って写真撮影。
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先ほどまでマスクを外して走っていたのに再びフル装備。
疲労しているようだが、カメラを向けるとしっかりポーズをとってくれた。
こういう対応は仮装ランナーとしてぜひ見習いたいと思う。



38キロ。
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いいぞ、風船が近づいている。



38キロを過ぎたあたりで民家のお父さんに声を掛けられた。
「おお、獅子舞いが帰ってきた。おかえりー、がんばれ」
ありがたい。覚えていたくれた。



ちょっとだけゆるやかに上ってから歩行者用トンネルを通過。
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このトンネルも毎回撮影するポイント。
レンガを積んだような古いトンネルはなかなか風情がある。
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上内田地区まで戻ってきた。
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ゼッケンをつけたままのイチゴレディは
フルではない他の種目に参加したランナーなんだろうな。
ハイタッチで応えて、すぐ前の6時間風船集団を追う。



39キロ。
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追いついた、風船集団。



しばらくついて走る。
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ペースランナーの後ろはすごく走りやすい。
男性ランナーがペースを管理し、
女性ランナーが主に声掛けをしているようだった。
昨年まで6時間のペースランナーは見たことがなかった。
完走を目指すランナーのために新設されたのだろうか。
6時間完走を目標にする人には力強い存在だと思う。



40キロ手前、四番目のフルーツステーション。
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ここにはお茶があるはずだ。



期待通りの緑茶。おいしい。
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ぜいたくを言わせてもらうと暖かなお茶が好み。



お茶をいただきながら40キロ通過。
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おおよそ5時間37分。
残り2.195キロを23分。
ほぼキロ10分で制限時間に間に合う。歩いても大丈夫な時間だ。


ここまで来てやっと制限時間内完走が見えた気がする。


でも油断してはいけない。
最後に「つま恋坂」が待っている。

「掛川・新茶マラソン」はほんとに最後まで坂を楽しませてくれる。



***** つづく *****

35.7キロ、鹿浜橋を通過する。
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その先には堤防に上るちょっとした坂。
歩く人が多い。
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さっき補給したコーラのおかげか、歩かず上り切る。



36キロ通過。
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続いて37キロ。
左前方に水門が見えてきた。
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歩かずに戻って来るぞと目標にしていたポイントだ。


あと5キロと少し。当初の目標はクリアした。
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水門。ゴールまで5キロ。
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思ったより元気だ。まだ走り続けられる。



下り坂。
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いつもなら足が攣ることを懸念して慎重に走る終盤の下り坂だが
目標をクリアしたので怖いものなし。
勢いにまかせてペースアップ。
自分でもびっくり。



下ったあたりが38キロ地点。
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38.2キロ。
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あと4キロ。もうゴールまではずっと平坦だ。



39キロ。
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残り3キロ。秒読み状態。
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フルの終盤は1キロがとても長く感じられるのだが
今回はなんだか短い。
距離表示、ほんとに正確なの?と疑うほど。



スタート後にここで一緒に写真を撮ったセーラー服の人。
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最後まで応援していてくれた。
感謝の気持ちで撮影。
後で知ったのだが、この人、埼玉のはるな愛さん。
ランネットを通じてお名前だけは知っている方だった。



40キロ。5時間30分。
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5キロのラップ37分とちょっと。
キロ7分台のペースに復活した。
終盤で復活するなんて今までになかったことだ。
しかもきつくない。気分は快適。

あと少し。
最後の仕上げ、突然の痙攣がありませんように。



***** つづく *****

清水地区の市街地に入ってきた。
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沿道の人たちが「がんばれ、がんばれ」と応援してくれるが
相変わらず歩いたり走ったりの繰り返し。
応援に応えられない自分がはがゆい。



遠くまで見通せる下り坂。
写真を撮るにはいいポイントだ。
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制限時間が迫る。
ペースアップして気持ちよく下りたいところだが、
脚が攣りそうな気がして勢いよく下りきることができない。



第14給水所でコーラを補給。
脚に刺激が入らないので喉に刺激を求める。

給水所を後にして38キロ付近。
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ゴールまでもう少し。制限時間もあと少し。
この辺に来ると歩いていた人が走り始める。
みんなそれぞれの限界と戦っている。



少しペースを上げて走ってみるが長く続かない。
キロ9分で大丈夫という思いが頭にとどまっている。



39キロ。あと3キロだ。
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たった3キロじゃないか。
言い聞かせるが、そのたった3キロが長い。



40キロ。5時間10分。
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あとで見たら5キロのラップが44分。
キロ9分を意識していたことがよくわかるラップだ。
残り約2キロ。持ち時間20分。完走が見えてきた。



41キロ。
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油断はできない。もうひとつ最終関門がある。


「がんばってくださーい。もうすぐ関門が閉まりますよー」
後方でスタッフの方が大きな声で呼びかけている。
ひとりでも多くの人に完走してもらいたいという気持ちが伝わってくる。
「がんばれ、自分も後ろの人も、がんばれ」
そんな気持ちが湧いてくる。
呼びかけに感謝。



41.6キロ。最終関門。
閉鎖2分前に通過。
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前回は1分前だった。


関門通過と同時に
コース脇に立っているネクタイ姿の男性が近づいてきた。
「失格の宣告をしたくないので、被り物を脱いでください」
「え?」と思う。
顔が隠れたり、危害を与えたり、
迷惑をかけるような仮装が禁止なのは知っていたけれど
帽子代わりの被り物も失格?
釈然としない思いが残ったものの、ここは素直に審判員に従う。

ここまで他のスタッフ、ボランティアさんたちから
「ペンギンさんがんばれ」とか「かわいい」なんて声を掛けられていたのに。

ペンギンの被り物を首にかけて
フィニッシュ前のお楽しみ、ハイタッチゾーンへ。
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疲れていても笑顔でハイタッチ。
少しだけ元気が出る。



最後の距離表示、42キロ。
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向こうに小さくフィニッシュゲートが見える。



もう少し。
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直前で自撮り記念撮影。
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そして、ついにゴール。
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5時間28分。制限時間2分前だ。
昨年より30秒くらいタイムを縮めた。



ゲートをくぐって後ろを振り返ってみる。
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安堵、満足、疲労、落胆、様々な表情を浮かべている。
その向こうで「あと1分・・・30秒・・・」カウントダウンの声。
フィニッシュゲート付近ではし烈な戦いが繰り広げられているようだ。



静岡マラソンは時間がくると係員の人垣がフィニッシュゲートを閉鎖し
1秒でも遅れるとゴールさせてもらえない。厳格だ。
ここまで走ったんだ、がんばれ。
心の中で声援を送りながら完走メダルを掛けてもらう。
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時間内にフィニッシュしたけれど
「海岸通り制覇」は次の機会に持ち越しになってしまった。
来年も走るしかないかな。待ってろ、静岡マラソン。



***** おしまい *****

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