ゆるり ひらひら

ゆる~いジョギング。

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よく晴れた穏やかな朝だ。
冷え込んではいるが、日中は気温が上がりそうな気がする。

駐車場に停めた車の中でどら焼きをひとつ食べた後、
荷物を背負い会場に向かって歩き出す。

ラグビーワールドカップが行われたエコパスタジアムに
小笠山の向こうから冬の陽が差し始めている。
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まずはアリーナで参加賞を受け取る。
アリーナ内は暖房が効いてぽかぽかと暖かいが
利用者が多く混雑しているのでスタジアムのメインスタンドに移動。
日の当たる一角で準備、白いひげをつけてサンタクロースに変身する。
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もうあまり寒さは感じない。



ひととおり準備を済ませ、
荷物を預けに再びアリーナへ。
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すれ違う子どもたちが「あ、サンタクロースだ」と指をさす。
手を振って「メリークリスマス」と応える。
うん、なかなかいい感じだ。



出てきたところでご当地ゆるキャラ「米茶メちゃん」と記念撮影。
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集合場所付近へ向かうところで
ブログを見ているというドラゴンズさんに声を掛けられて記念撮影。
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歩いてゆくとビールマンことバッカスさんに遭遇。
一年ぶりのご挨拶をして写真におさまる。
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バッカスさんは今年も「勝手に4時間ペーサー」を務めるようだ。



12月のマラソン大会はサンタクロースが多い。
近くにいたサンタさんと。
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話しをしたら時々ブログを見ている方だった。



メロンウェアのお兄さん。
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やはりクラウンメロンマラソン。
他にもメロンの被り物などが結構多かった。



スタートのブロック分けはA、B、Cの三つだけ。
タイムを狙うなら早めに並んで前の位置を確保するのがいい。
ここはかなり後ろの方。
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スタート時間が近づき、全体がじわじわと進み始める。
知り合いがいないか探しながら、ゆっくりと流されていく。
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スタート地点はスタジアム内のトラック。
第3ゲートからぞろぞろと入場。
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列の進行が止まった。
ゲート内でスタート合図。午前9時10分。
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競技場内に入る。
前方のランナーが続々とトラックを駆け抜ける。
Cブロック後方は写真を撮る人多数。
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スタートの様子がオーロラビジョンに映し出されている。
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ゆっくりとスタート地点に向かうCブロック後方集団を横目に
ランナーが次々とスタートしていく。
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この辺りはサブ4を目指す人たちかな。



後方集団もスタートラインを通過した。
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ここまで5分と少し。



気持ちよくトラックを走り、多くの声援に送られて
第4ゲートからスタジアム外に出ていく。
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数時間後、ここに笑顔で戻ってこられるか。




***** つづく *****

セットした目覚ましアラームが鳴る前に目を覚ました。
おだやかな朝だ。気分も落ち着いている。

朝食におにぎりを二つほおばった。

昨年よりちょっとだけ早く自宅を出発。
「順調」と思ったが、河川敷の指定駐車場手前で渋滞。
今までも駐車場入り口で混雑したけれど、今年の混み具合は異常。
20分以上かかって
シャトルバス乗り場からいちばん遠いところに
駐車することになってしまった。
1キロ近く河川敷をとことこ歩き
結局バスに乗ったのは昨年より遅い時間だった。

スタート会場到着。
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大勢のランナー、スタッフでにぎわっている。
半年ぶりの大会。今シーズン初戦。
うきうき。気持ちが高まる。


荷物預かり所近くの道路脇で準備。
ハローウィンのカボチャ大王に変身する。
寒さはまったく感じない。

荷物を預けふらふら歩いていくと、
「ナイス!おっさん!」の幟旗が目についた。
四コマ漫画ブログ「ヨメとオイラのヘッポコラン日記」に集う
おっTファミリーの面々。合言葉は「ナイス!おっさん!」
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他にも何人か参加しているはずだが
すでにスタートブロックに整列しているようだ。
ご挨拶、記念撮影をしてそれぞれのスタート位置に向かう。


いつものように最後尾に行くと、
今年もお会いできたお馴染みの飛脚さん。
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この後レース中にも何度か行き会うことになる。


スタートまでもう少し時間がある。
その間まわりのランナーさんに記念撮影を頼まれたりする。
仮装していると声を掛けられる機会が多いし
こちらからも話しかけやすい。
知り合いが増えるのも大会参加の魅力。


のんびりと待つEブロック最後尾付近。
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カボチャ大王もスタートの合図を待つ。
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去年も同じ仮装だったが、今年はひとつ隠し味をつけた。
両足のシューズにも小さなリボンカボチャ。
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こちらから言わない限り誰も気づかなかったが
自分のこだわりだからそれはそれでいいと思う。



午前9時、スピーカーを通して合図が聞こえた。
いよいよスタート!
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まったく動かないけど。



***** つづく *****


春たけなわの4月14日、今年も掛川・新茶マラソンを走ってきた。
42キロの道のりを、走りながら撮った写真で振り返る。
第1話はスタートまでの様子。

  *****  *****  *****  *****

シャトルバスを降りたところにはお茶畑が広がっていた。
散り始めの桜が彩りを添えている。
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「そうそう、これが新茶マラソンの風景だ」とさっそく撮影。
わくわくしてきたぞ。



バス降車場からメイン会場の多目的広場まで1キロはある。
ウォーミングアップのつもりで歩けば大して苦にはならない。
痛む足を引きずる帰りは辛いかもしれないが、今は考えないことにしよう。

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やわらかい日差しが降り注いでいる。
風もなく、寒さは感じない。いい天気だ。
ただ今日の予報はお昼ごろから雨。
濡れたくなかったら速く走れってことか。そりゃ無理だ。

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昨年までは南ゲートから入場したのだが
今年は初めて北ゲートから入ることになった。
慣れた道ではなかったので前の人たちに追従。
もっと案内看板があればいいのに・・・と思う。



メイン会場の多目的広場に到着。
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芝の広場では多くの人が思い思いに準備をしている。
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荷物預け場所に近いところで準備。
先月の板橋Cityマラソンと同じ獅子舞い衣装だ。
唐草模様の風呂敷で作った簡易上衣に獅子舞いの被り物。
今回はさらにバージョンアップして、唐草模様のマントを羽織った。
よしっ、出来上がり。
これ一応、掛川祭りの大獅子にちなんでいる。

以前は仮装するのがちょっと恥ずかしく、
目立たない場所でこそこそ着替えたこともあったが
最近は羞恥心が薄れて堂々としたもんだ。成長の証しか。



荷物を預ける前に、
掛川茶PRの茶っきり娘さんから深蒸し掛川茶を一杯。
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お茶の味には少々うるさいんだけど・・・うーん、おいしい!いい味だ。



荷物預けを済ませたところで
新茶色コスチュームのランナーさんに遭遇。
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胸には「茶のみやきんじろう」の名札。
新茶マラソンへの思いが伝わるコスチュームだ。
(注:茶のみやきんじろうは掛川市の公式キャラクター)



スタート時間には少し早いが、そろそろ整列場所に向かおう。
整列場所は会場全体を見下ろせる小高いところ。
にぎわう会場を俯瞰する。
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アップする人、着替えをする人、のんびり座る人、トイレを待つ人・・・
様々な人が見える。
スタート前ランナーの縮図を見ているようで楽しい。

近くにいた人にシャッターをお願いし、会場を背景に記念撮影。
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ぶらぶらしていると、
麦わら帽子をかぶった農夫姿のT岡さんが桜の並木道を歩いてきた。
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「今年は参加者も仮装ランナーも少ないですね」
などとぼやきながら久しぶりの記念撮影。
T岡さん、腰に鎌を差している
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二人で仮装ランナー泣かせの雨と暑さを心配する。
「降らず、照らず」がいちばんだが、ぜいたくな希望か。
綿の衣装は濡れると重い。念のためビニール合羽を携行している。
「半そで短パンの仮装を考えなくては」と話しているうちに
スイカさんを見つけた。
12月の袋井クラウンメロンマラソン以来だ。
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頭のスイカは帽子ではなくヘルメット。
サングラスもマスクもスイカ模様。
ウェアだけでなく小物までスイカの徹底ぶりはさすがだ。



ああだこうだと話をしているうちに
いきなり「パン」という音が聞こえてきた。
9時30分、いよいよスタートだ。
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おっと、時計をスタートさせなくては。



やっぱり参加者がいつもより少ないかな。
並んだ位置が例年より前だし、さほど混雑もしていない。
周囲にいるランナーさんと話しながらぞろぞろと前方に移動する。
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おそろいのグリーンTシャツ集団、どこかのランニングチームかと思ったら
ゴール後に飲むのが楽しみな仲間だそうだ。
袖口にビールのジョッキが描かれていた。



その中で、横浜から参加というピエロランナーさん発見。
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隣のお連れさんは
新茶マラソンだから緑のウェアを選択したと話していた。



お、スタートゲートが見えた。
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スタート地点では谷川真理さんと掛川市長のハイタッチお見送り。
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いつもの光景だが、ここを通過する時は気持ちが昂る。
「さあ、行こう」



***** つづく *****

3月17日、板橋Cityマラソンに参加してきた。
初めて参加する大会、どんな大会なんだろう。
関東在住のラン友さんにもお会いできそうだし、わくわくうきうき。

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最寄りの駅から歩いて約15分、
荒川戸田橋付近のメイン会場に到着。

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穏やかな好天。
夕方に一時天気がくずれる予報だが、このままもってくれるといいな。



スタート・ゴールゲートが見えてきた。
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その付近にラン友、くれはさんが陣地を構えているという連絡があった。
ランネットを通じて交流があるものの、まだお会いしたことはない。
見つけられるかなという不安があったが、近づいたらすぐに分かった。
よかった。ひと安心。
ラン友さんも紹介してもらって、和やかな雰囲気で準備が進んだ。


今回は目印になるように獅子舞ウェア。
くれはさんは女忍者くノ一衣装。
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今回出走する四人。
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応援してくれる四人。
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準備をしているうちに
もう一人のラン友、ちぁちゃんから連絡が来た。
ランネットを始めたころからの友だちだけれど
やはりお会いするのは初めて。
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お二人に会うことができてよかった。
この時点で大会参加の目的は半分以上達成されたようなものだ。



荷物を預けて、スタートブロックに向かう。
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最後方Kブロックは遠い。ちょっとしたおさんぽだ。



この大会は仮装ランナーが少なかった。
やっとひとり、たい焼きランナーさんを見つける。
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ごあいさつをして記念撮影。



おしゃべりしているうちにスタートした様子。
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ぞろぞろじわじわ進む間もたい焼きさんとおしゃべり。
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たい焼きさんはいろいろな大会で救護ランナーをしているという。
本来は最後方ブロックではなく、もっと速い人だと思う。


トイレに寄っていくというのでエール交換して別れる。
話をしていたおかげで待ち時間が短く感じられた。



スタートゲートが見えてきた。
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もう少し。
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スタートライン通過。
フルマラソン参加者約10000人。ここまで約20分かかった。
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先頭のランナーはもう5キロを過ぎているはず。



こちらはゆっくりと42キロ、荒川の河川敷をひた走る。
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制限時間は7時間。多少の坂はあるもののほぼフラットなコース。
記録を狙う人だけでなく、初心者ランナーも多いらしい。



***** つづく *****


スマホのアラーム音で目が覚めたのは午前4時だった。
あまりすっきりした目覚めではない。頭がぼんやりしている。

窓の外はまだ暗い。少し冷える。
家人を起こさないよう一人でそっと朝食のおにぎりを食べる。

午前5時、車で出発。
掛川駅近くの駐車場に車を止め、一番の新幹線に乗る。
静岡マラソンに参加する人でほぼ満員。
日曜日の一番列車がこんなに混むなんて、この日だけなんだろうなと思う。



静岡駅からスタート会場の駿府城公園まで約1km。
ぞろぞろとランナーの列が続く。流れに乗って進めば迷うことはない。

静岡マラソンのスタート時間は早い。フルマラソンのスタートは8時20分。
荷物預かりが7時45分で締切られてしまう。
あまり時間がないので、うろうろせずにすぐに準備。
荷物を預け、トイレに寄ってから最後方のFブロック整列場所へ移動する。
スタートまで約30分ある。
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まわりの人に気を使いながら限られたスペースで体を動かす。
少しでも体を温めておきたい。



じわじわと列が移動し始めた。
お濠沿いを少しずつ前に進む。
スタート時間が近づいているのがわかる。


スピーカーを通してカウントダウンの声が聞こえる。
「パン」乾いた音が響いた。スタートの号砲だ。時計をスタートさせる。
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Fブロックはまだなんの変化もない。
ぞろぞろじわじわ、歩いて進む。
昨年はスタートまで13分かかった。今年はどうだろう?
制限時間いっぱいで完走を目指すランナーにとって
スタートまでのロスタイムが多いか少ないかは死活問題だ。



少し走る。すぐに列が詰まってまた歩き始める。
そんなことを繰り返すうちに県庁前の通りに出る。
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やがてスタート地点のお立ち台が見えてきた。
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下から見上げるが逆光でよく見えない。
よく見えないが一応手を振って通り過ぎる。
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スタートライン通過。時計のラップボタンを押す。
ここまで約11分。
事前に組み立てたレースプランでは15分を見込んでいた。
スタート地点ですでに約4分のアドバンテージ。
この4分は数字以上に大きい。気持ちにゆとりが生まれる。


***** つづく *****

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