ゆるり ひらひら

ゆる~いジョギング。

タグ:エコパ

とうとう大晦日になってしまった。
もうあと数時間で今年が終わる。


制限時間が近づいてきた。


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最終エイドを出て
新幹線沿いの道路へ。
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平坦で、遥か遠くまで見通せる直線道路。
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走りやすいように見えて
実は、単調さに心が折れてしまうところ。




38キロ。まっすぐ。
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通り過ぎる新幹線を撮って
気持ちを紛らす。
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まだ、まっすぐ。
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まだまだ、まっすぐ。
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愛野駅の直前でやっと右折し
エコパに向かって上っていくと
最終第6関門。39.94キロ。
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エコパスタジアムが見えている。




そのすぐ先が40キロ。
走路スタッフの方が写真を撮ってくれた。
ガッツポーズ。
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ゴールのスタジアムがすぐそこに見えるのに、
まだ2キロ以上ある。




残り時間も30分以上ある。
もう全部歩いても間に合う。
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でも、走る。
ゆっくりでも走る。




エコパの坂。
ここがきつい。
みんな歩いている。
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撮影で立ち止まる以外は
なんとか走る。




スタジアムの外周、裏手のサブグランドをぐるっと回る。
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41キロ。
上りはまだ続いている。
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反対側までまわって
やっと下ると、
残り1キロ。
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ゲートまで来た。
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通り抜けて・・・
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スタジアム内へ。
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ワァーっという歓声が
湧き起こることはないが
まぁ、気分はそんな感じ。
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気持ちよくトラックを走り最終コーナー。
なんと、仮装武道家T岡さんが
こんなところで待っていてくれた。
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一言二言立ち話をして
お互いに写真を撮りあう。
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時間内ゴールは確実だから
今さらあわてない。
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ゴール前、最後の直線。
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ここもゆっくり楽しんで、
フィニッシュ!
ネットタイム5時間40分。




計測チップを外してもらった後は
記録証の発行。
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そして待望の完走メロン。
ふた切れだけだけど、
甘さがじゅわーっと口の中に広がって
おいしい。
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ゴール後の熱いお茶もある。
これも美味い。
あぁ、静岡県人なんだなぁと思う。




スタジアムを出て、
荷物を受け取りにアリーナへ向かうと
戻ってくるランナーひとりひとりに
「お疲れさまでした」
と声を掛けている女子高生(?)スタッフ。
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囲まれて、いっしょに記念撮影。
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アリーナの中で
荷物受け渡しのスタッフとも記念撮影。
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みんな笑顔で応じてくれる。
仮装ランナーの馴染みやすさ、かな?




ゆっくりとはいえ
あまり苦しさも感じず
こんな楽な気持ちでフルマラソンを走ったのは
初めてかもしれない。
いつもこんなふうに走りきりたいもんだね。

楽しいマラソンだった。




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袋井クラウンメロンマラソン、ありがとう~。
また来るよ~。



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参考データ
距離 42.195km(フルマラソン)
時間 約5時間40分(ネットタイム)
制限時間使用率 約96%
写真撮影枚数 149枚
プレゼントしたチョコ 50個




エコパ(小笠山総合運動公園)は広い。
園内の道路を走って一般道に出るまで2キロはある。
ここはまだエコパ内の道。
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大勢の応援に見送られ、
駐車場内の道路から一般道に出る。東進。
いきなり上り。
冬の日ざしが正面から降り注ぐ。
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気温が低いはずだが、寒さを感じない。
サンタの衣装は防寒効果があるぞ。




3キロを過ぎたあたりで下りが始まる。
遠州三山のひとつ法多山(はったさん)入口の交差点を目指す。
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ここの名物「厄除け団子」が給食エイドにあるはずなんだけど
品切れ前に行き着けるか?
はなはだ疑問。




下りきって交差点を通過すると、また上り。
豊沢トンネルが見えてきた。
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トンネル内も上り勾配。
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トンネル中央部付近が
たぶんこのマラソンコースの最高地点。




GPSウォッチの標高データ。
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トンネルを抜け
下ったところで最初の給水ポイント。
暑いぞ。
足攣り対策にこまめな給水を心がけよう。
スポーツドリンクをひと口、ふた口。
ひげがジャマで飲みにくいなぁ。
歩きながらごくり、ごくり。
「サンタさん、がんばれ~」
ボランティアの中学生が声援を送ってくれる。
嬉しい。


5キロ地点。また上り。
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ラップ37分46秒。平均ペース7分33秒くらい。




序盤7キロ過ぎまでは
上り下りを繰り返す丘陵地の道。
住宅もなく、沿道には応援する人の姿もない。

5キロを過ぎてだらだらとゆるやかな下りが続く。
ほいほいと足が進んでしまうところ。
まわりのペースが上がった気がする。

仮装集団に追いつかれ、抜かれる。
ついていこうかなと思ったけれど
小坊主さんの背中を見て自重。
「あわてない あわてない」
タイムの貯金より体力の貯金を心がける。
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スタートロスを見込んでも
キロ8分で、すべての関門をクリアできるはず。
今は7分台のペースを刻んでいる。これで充分。
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6キロ。
身体が汗ばんでいる。
まわりのランナーさんは快調に進んでいる。
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もう少し下りが続く。
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7キロを過ぎると、景色は丘陵地から平坦な田園へと変わる。
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コースは袋井市南部の浅羽地区に向かっていく。



応援の子どもたちが大勢いるといいな・・・
ザック前面のボトル入れに詰め込んだプレゼントチョコに手をやる。



***** つづく *****


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