カテゴリ: マラソン大会
写真でつづる「第29回袋井クラウンメロンマラソン」15
冷たいからっ風に翻弄されながら
10キロ走ってきた。
正月の体重増加で、重い。
そろそろ正月気分から抜け出さないといけないぞ。
年を越して長々と続いた袋井マラソンの写真レポ、
やっと最終回。
***** ***** ***** *****
40キロ通過後、
交差点を渡りエコパ敷地内に入ってきた。
眼前にスタジアムが見える。
あの中がフィニッシュ地点だ。
スタジアムを目の前にして、上り坂。
これが思ったより急傾斜。
走ってみるとかなりきつい。
上ってもまだスタジアムには入れない。
外周をぐるっと回る。
さらにサブグランド外側を上って、
41キロ。
裏手に回り、やっと下り始めると
あと1キロ。
近くを走っていたランナーが
「こんなにぐるっと走らされるとは思わなかった」とため息。
ゴール目前での外周ランは、確かにつらい。
コースの予備知識があったからまだよかったけれど
袋井初参加のランナーには結構こたえる設定。
「でもここまでくれば、もう歩いても大丈夫ですよ」と
おかしな励まし。
スタジアムに入る第1ゲート間近。
もう少しだ。
ゲートをくぐり、
スタジアム内へ。
トラックを四分の三周。
次々にランナーが帰ってくる。
残り約300m、もう大丈夫だよ~。
最終コーナー、
スタンドから「サンタさーん」の声援。
手を挙げて応える。
メインスタンド前、最後の直線。
もう少し。
ゴール。
5時間55分28秒。
あと27秒遅ければ5時間55分55秒だったのに・・・
惜しかった。
振り返れば、青空。
記録証発行を待つ間に
スタンドからまた「サンタさーん」の声。
エイドでもらったプレゼントチョコを投げ上げる。
並んでいるランナーが笑顔で振り返る。
完走後のクラウンメロン。
ボランティアスタッフが近づいて、
「スタート前にも声を掛けたんですよ」
「ありがとうございます。おかげさまでゴールできました」
「写真、撮りましょうか?」
ということで、メロンを食べるサンタクロース。
おいしい。
実際には髭を外して食べたんだけど・・・
フィニッシュ後には、暖かなお茶もあるし、
ありがたい。
荷物を受け取り、
サンタ衣装のままで駐車場へ向かう。
スタジアムの上には冬の澄んだ青空。
風も弱く、いいマラソン日和だった。
今回も袋井の街を楽しく走ることができた。
大会スタッフ、ボランティアのみなさん、
沿道で応援してくれたみなさん、
同じコースを走ったランナーのみなさん
ありがとうございました。
来年も走るぞー、袋井クラウンメロンマラソン!
***** おしまい *****
参考データ
大会名 第29回袋井クラウンメロンマラソン in ECOPA
開催日 2017年12月10日(日)
気象 晴れときどきくもり 無風~弱風
距離 42.195km(フルマラソン)
時間 5時間51分01秒(ネットタイム)
写真撮影 200枚以上
10キロ走ってきた。
正月の体重増加で、重い。
そろそろ正月気分から抜け出さないといけないぞ。
年を越して長々と続いた袋井マラソンの写真レポ、
やっと最終回。
***** ***** ***** *****
40キロ通過後、
交差点を渡りエコパ敷地内に入ってきた。
眼前にスタジアムが見える。
あの中がフィニッシュ地点だ。
スタジアムを目の前にして、上り坂。
これが思ったより急傾斜。
走ってみるとかなりきつい。
上ってもまだスタジアムには入れない。
外周をぐるっと回る。
さらにサブグランド外側を上って、
41キロ。
裏手に回り、やっと下り始めると
あと1キロ。
近くを走っていたランナーが
「こんなにぐるっと走らされるとは思わなかった」とため息。
ゴール目前での外周ランは、確かにつらい。
コースの予備知識があったからまだよかったけれど
袋井初参加のランナーには結構こたえる設定。
「でもここまでくれば、もう歩いても大丈夫ですよ」と
おかしな励まし。
スタジアムに入る第1ゲート間近。
もう少しだ。
ゲートをくぐり、
スタジアム内へ。
トラックを四分の三周。
次々にランナーが帰ってくる。
残り約300m、もう大丈夫だよ~。
最終コーナー、
スタンドから「サンタさーん」の声援。
手を挙げて応える。
メインスタンド前、最後の直線。
もう少し。
ゴール。
5時間55分28秒。
あと27秒遅ければ5時間55分55秒だったのに・・・
惜しかった。
振り返れば、青空。
記録証発行を待つ間に
スタンドからまた「サンタさーん」の声。
エイドでもらったプレゼントチョコを投げ上げる。
並んでいるランナーが笑顔で振り返る。
完走後のクラウンメロン。
ボランティアスタッフが近づいて、
「スタート前にも声を掛けたんですよ」
「ありがとうございます。おかげさまでゴールできました」
「写真、撮りましょうか?」
ということで、メロンを食べるサンタクロース。
おいしい。
実際には髭を外して食べたんだけど・・・
フィニッシュ後には、暖かなお茶もあるし、
ありがたい。
荷物を受け取り、
サンタ衣装のままで駐車場へ向かう。
スタジアムの上には冬の澄んだ青空。
風も弱く、いいマラソン日和だった。
今回も袋井の街を楽しく走ることができた。
大会スタッフ、ボランティアのみなさん、
沿道で応援してくれたみなさん、
同じコースを走ったランナーのみなさん
ありがとうございました。
来年も走るぞー、袋井クラウンメロンマラソン!
***** おしまい *****
参考データ
大会名 第29回袋井クラウンメロンマラソン in ECOPA
開催日 2017年12月10日(日)
気象 晴れときどきくもり 無風~弱風
距離 42.195km(フルマラソン)
時間 5時間51分01秒(ネットタイム)
写真撮影 200枚以上
写真でつづる「第29回袋井クラウンメロンマラソン」14
よく晴れたいい天気。
いい天気だけど、風がびゅーびゅー強い。
からっ風と格闘しながら10キロのスロージョグ。
日の当たる窓際はぽかぽか暖かい。
ちょいと昼寝でもしようかな。
おっと、その前に
袋井クラウンメロンマラソン写真レポ、連載14回め・・・
***** ***** ***** *****
もう少し進めば関門があるはず。
単調になりそうな田んぼ道を走りながら思う。
なんでもいい、何か考えないと飽きてしまいそう。
走りながら自分を撮って気分転換を試みる。
関門、給水、エイド、曲がり角、坂道・・・、なにか変化が欲しい。
いいところで第5関門。34.82km。
制限5時間01分。17分の余裕。
ちょっとしたことが気分を変えてくれる。
市街地に入って35キロ通過。
ウルトラマン?
まっすぐ進めば袋井駅。
前を走る黒いウェアの高齢女性ランナー、
自分のペースを守って黙々と走っていた。
十年先、二十年先、自分もこんなふうにフルを走ってみたい。
36キロ。
この先の交差点を左折する。
東海道線沿いを走る見通しのいい道路。
たぶん前半なら気持ちよく走れそうなところ。
この距離では、単調で集中力が切れそうになる。
コース左側に私設エイド発見。
小さな子どもがいる。
袋にあった最後のプレゼントを手渡して休憩。
暖かなお茶と、パンまで用意されていた。
おいしい。
サンタの帽子に親近感を覚え、
居心地がよくなって、つい長話。
写真撮影。
焼津市から応援に来たと言っていた。
知り合いが参加しているんだろうか。
遠くから来てエイドを設置してくれるなんて、
本当にありがたい。
前半17キロで渡った広愛大橋が見える。
この先、東海道線のガードをくぐる。
この後ちょっとした坂を上れば
最終第8エイドだ。
広愛大橋下の駐車場が第8エイド。
中学生が両手いっぱいにチョコや塩アメを抱えてくる。
「サンタさん、持って行ってください」
プレゼントのお菓子が品切れになったところだから、
グッドタイミング。
中学生ボランティア、good job!
休んでいるうちにガチャピンランナーもやってきた。
左手に新幹線を見て、直線道路。
この1キロ以上続く平坦でまっすぐな道が、意外とつらい。
考えようによっては、
この後待ち受けるエコパへの上りよりメンタルダメージを受ける。
38キロ。
39キロ。
やっと愛野駅に近づいてきたぞ。
もう少しだ。
愛野駅直前を右折して少し進むと、
いよいよエコパへの上り坂になる。
以前の大会、ここで足が痙攣。
あまりの痛さに歩くこともできず、
5分くらい苦痛に顔をゆがめて立ち止まっていたことがある。
あの時は、真剣に「マラソンの神様、走らせてください」と祈ったもんだ。
そんな記憶をたどりながら、慎重に走る。
坂の途中で、
走り終わって駅に向かう参加者の中から
「サンタさ~ん、がんばれー」の声援。
「メリークリスマス!」手を振って応えながら
なんとかひと上りすると、最終第6関門。39.94km。
制限時間、5時間44分。
閉鎖8分前、無事通過。
フィニッシュ制限の6時間まで残り24分。
関門のすぐ先が40キロ。
目の前にゴール地点のスタジアムが見えるけど
まだ2キロ以上あるぞ。
油断するな・・・。
***** つづく *****
いい天気だけど、風がびゅーびゅー強い。
からっ風と格闘しながら10キロのスロージョグ。
日の当たる窓際はぽかぽか暖かい。
ちょいと昼寝でもしようかな。
おっと、その前に
袋井クラウンメロンマラソン写真レポ、連載14回め・・・
***** ***** ***** *****
もう少し進めば関門があるはず。
単調になりそうな田んぼ道を走りながら思う。
なんでもいい、何か考えないと飽きてしまいそう。
走りながら自分を撮って気分転換を試みる。
関門、給水、エイド、曲がり角、坂道・・・、なにか変化が欲しい。
いいところで第5関門。34.82km。
制限5時間01分。17分の余裕。
ちょっとしたことが気分を変えてくれる。
市街地に入って35キロ通過。
ウルトラマン?
まっすぐ進めば袋井駅。
前を走る黒いウェアの高齢女性ランナー、
自分のペースを守って黙々と走っていた。
十年先、二十年先、自分もこんなふうにフルを走ってみたい。
36キロ。
この先の交差点を左折する。
東海道線沿いを走る見通しのいい道路。
たぶん前半なら気持ちよく走れそうなところ。
この距離では、単調で集中力が切れそうになる。
コース左側に私設エイド発見。
小さな子どもがいる。
袋にあった最後のプレゼントを手渡して休憩。
暖かなお茶と、パンまで用意されていた。
おいしい。
サンタの帽子に親近感を覚え、
居心地がよくなって、つい長話。
写真撮影。
焼津市から応援に来たと言っていた。
知り合いが参加しているんだろうか。
遠くから来てエイドを設置してくれるなんて、
本当にありがたい。
前半17キロで渡った広愛大橋が見える。
この先、東海道線のガードをくぐる。
この後ちょっとした坂を上れば
最終第8エイドだ。
広愛大橋下の駐車場が第8エイド。
中学生が両手いっぱいにチョコや塩アメを抱えてくる。
「サンタさん、持って行ってください」
プレゼントのお菓子が品切れになったところだから、
グッドタイミング。
中学生ボランティア、good job!
休んでいるうちにガチャピンランナーもやってきた。
左手に新幹線を見て、直線道路。
この1キロ以上続く平坦でまっすぐな道が、意外とつらい。
考えようによっては、
この後待ち受けるエコパへの上りよりメンタルダメージを受ける。
38キロ。
39キロ。
やっと愛野駅に近づいてきたぞ。
もう少しだ。
愛野駅直前を右折して少し進むと、
いよいよエコパへの上り坂になる。
以前の大会、ここで足が痙攣。
あまりの痛さに歩くこともできず、
5分くらい苦痛に顔をゆがめて立ち止まっていたことがある。
あの時は、真剣に「マラソンの神様、走らせてください」と祈ったもんだ。
そんな記憶をたどりながら、慎重に走る。
坂の途中で、
走り終わって駅に向かう参加者の中から
「サンタさ~ん、がんばれー」の声援。
「メリークリスマス!」手を振って応えながら
なんとかひと上りすると、最終第6関門。39.94km。
制限時間、5時間44分。
閉鎖8分前、無事通過。
フィニッシュ制限の6時間まで残り24分。
関門のすぐ先が40キロ。
目の前にゴール地点のスタジアムが見えるけど
まだ2キロ以上あるぞ。
油断するな・・・。
***** つづく *****
写真でつづる「第29回袋井クラウンメロンマラソン」13
のんびり走って第6給水所に到着。
バナナとミカンと・・・
とんがりコーン!
時間に余裕があるのでゆっくり休憩。
銀杏黄葉のじゅうたん。
山茶花の道。
コースのまわりは季節感満載。
左手遠くにエコパが見える。
でもここでは少しずつ離れていってしまう。
ゴールはまだ遠い。
32キロ。
まだ田んぼ道が続く。
少し飽きてくるところ。
気分転換が必要だ。
自撮りで気分を紛らわす。。
国道1号BPのガード下を抜けて南側へ。
私設エイド。
毎年ここでお世話になる。
コーラと暖かなお茶。
ゆっくり走るランナーには
特に暖かなお茶がありがたい。
ぬくもりがお腹に染み渡る。
長い時間居座ってしまった。
住宅地を通過する。
また平坦な田んぼ道。
空に雲が広がってきた。
風はない。
さえぎるもののない田んぼ道で風がないのはめぐまれている。
もう残り10キロを切った。
***** つづく *****
バナナとミカンと・・・
とんがりコーン!
時間に余裕があるのでゆっくり休憩。
銀杏黄葉のじゅうたん。
山茶花の道。
コースのまわりは季節感満載。
左手遠くにエコパが見える。
でもここでは少しずつ離れていってしまう。
ゴールはまだ遠い。
32キロ。
まだ田んぼ道が続く。
少し飽きてくるところ。
気分転換が必要だ。
自撮りで気分を紛らわす。。
国道1号BPのガード下を抜けて南側へ。
私設エイド。
毎年ここでお世話になる。
コーラと暖かなお茶。
ゆっくり走るランナーには
特に暖かなお茶がありがたい。
ぬくもりがお腹に染み渡る。
長い時間居座ってしまった。
住宅地を通過する。
また平坦な田んぼ道。
空に雲が広がってきた。
風はない。
さえぎるもののない田んぼ道で風がないのはめぐまれている。
もう残り10キロを切った。
***** つづく *****
写真でつづる「第29回袋井クラウンメロンマラソン」12
あけましておめでとうございます。
年をまたいで
延々と続いている「袋井クラウンメロンマラソン」写真レポ、第12話。
***** ***** ***** *****
27キロまでやってきた。
「可睡の杜」住宅地に入ると
少し上りになる。
応援に出ていた子どもたちに
クリスマスプレゼントを渡す。
坂の傾斜がきつくなって、28キロ直前。
歩く人が多くなる。
坂を上りきる手前で28キロ。
歩かないぞ。
遠州三山のひとつ可睡斎付近、
鮮やかな紅葉に気持ちが華やぐ。
直前を走る白いキャップの女性ランナー、
淡々と一定のペースをキープしていた。
27キロ手前からずっと写真に写っている。
こういう堅実な走り方は、女性ランナーの方が上手な気がする。
29キロ。また上り坂。
この距離まで来てからの上りはなかなかきつい。
数年前ここで足が攣り、この坂を歩い上ったことがある。
記憶がよみがえる。
今回はまだ足攣りの気配はない。
たとえゆっくりでも、上りだけは絶対走りきるぞ。
坂好きランナーの妙なこだわりが脚を進める。
右折して狭い農道を下る。
上りより下りの方がつらいナ。
下りを利用してほいほいという訳にはいかない。
重心が後方に残ってしまう。
平坦な田んぼ道に出ると、30キロ地点。
タイム確認。
4時間弱。
残り12キロ。制限時間まで2時間ある。
よぉし、ここからはキロ10分ペースでもOKだ。
のんびり行こう。
***** つづく *****
年をまたいで
延々と続いている「袋井クラウンメロンマラソン」写真レポ、第12話。
***** ***** ***** *****
27キロまでやってきた。
「可睡の杜」住宅地に入ると
少し上りになる。
応援に出ていた子どもたちに
クリスマスプレゼントを渡す。
坂の傾斜がきつくなって、28キロ直前。
歩く人が多くなる。
坂を上りきる手前で28キロ。
歩かないぞ。
遠州三山のひとつ可睡斎付近、
鮮やかな紅葉に気持ちが華やぐ。
直前を走る白いキャップの女性ランナー、
淡々と一定のペースをキープしていた。
27キロ手前からずっと写真に写っている。
こういう堅実な走り方は、女性ランナーの方が上手な気がする。
29キロ。また上り坂。
この距離まで来てからの上りはなかなかきつい。
数年前ここで足が攣り、この坂を歩い上ったことがある。
記憶がよみがえる。
今回はまだ足攣りの気配はない。
たとえゆっくりでも、上りだけは絶対走りきるぞ。
坂好きランナーの妙なこだわりが脚を進める。
右折して狭い農道を下る。
上りより下りの方がつらいナ。
下りを利用してほいほいという訳にはいかない。
重心が後方に残ってしまう。
平坦な田んぼ道に出ると、30キロ地点。
タイム確認。
4時間弱。
残り12キロ。制限時間まで2時間ある。
よぉし、ここからはキロ10分ペースでもOKだ。
のんびり行こう。
***** つづく *****