ゆるり ひらひら

ゆる~いジョギング。

2017年06月

天浜線マラニック三部作最終回。


佐久米駅を出ると、また坂道。
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ふう、ふう。
たぶん、これが最後の上り坂。


上りきったところが寸座峠。
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上れば下る、の繰り返し。
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下り勾配5.2パーセント。


下りは、ほいほい・・・。
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向こうに見える湖面と比べると
道路の傾斜がよくわかる。
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狭い路地を通り、湖岸に。
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湖岸のゆるやかな湾曲が美しいと思う。
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今のところ景色を楽しむ余裕がある。
遠くには気賀の街が見える。


茂るアシ。夏の緑。
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この辺で
寸座駅を見逃したことに気がついた。
でも戻る気はない。
そのまま進む。


もうゴールは間近だ。


湖岸におりて撮影。
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せっかくだから、
浜名湖を背景にひとり記念撮影。
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少し走ったところで、
「おっと、ここは西気賀駅だ」
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危うく通り過ぎるところだった。


よぉ~し、これで、天浜線沿線の全区間走破。
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ホームに行くと
初老の男性が話しかけてきた。
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自転車で浜名湖を周遊しているらしい。
近いうちに東京-大阪間を走破すると話していた。



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チャリダー男性が立ち去ったあと
車両が到着するまでの間に
全線走破の記念撮影。
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5月のGWから始めた天浜線マラニック、
一か月で三日間を使って完走。
思い返しながら静かな達成感を味わっているうちに
車両がやってきた。
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さぁ、帰ろう・・・。



***** 天浜線マラニック三部作 おしまい *****

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都筑(つづき)駅を後にして
国道362号線をたんたんと走る。
多少のアップダウンはあるものの
あまり気にならない程度。
東名高速三ヶ日IC入口の交差点を過ぎ、
坂道を下ると東都筑駅。

午後のスタート地点、三ヶ日駅から
だいたい5キロ弱。

駅舎の前に
大きな桜の木が木陰をつくっている。
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ここにも、みかんトイレ。
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ちょうど通りかかった車両を見送る。
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誰も降りない、誰も乗らない。

駅のホームから気賀方向を見ると
「ん?トンネルか」
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ということは、また上り坂が待ってるな。


やっぱり上り坂。
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上れば下る。
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で、下ったところに東名高速道路。


着いたのは浜名湖佐久米駅。
6キロちょっと。
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ここの駅前トイレは牛。


大きな牛の前には、小さな牛、みかん、うなぎ。
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駅に揺れる「氷」の文字がうらめしい。
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佐久米駅ホームの目の前は浜名湖と高速道路。
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晩秋から冬になると
ここにはユリカモメが渡ってくる。
これは数年前の12月に撮った写真。
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圧巻だった。


この駅に来たのはその時以来かもしれない。

・・・

さぁ、天浜線沿線走破まであと少し。


*****  つづく  *****



新所原から三ヶ日までの天浜線内で
コンビニおにぎりを食べて空腹を満たしたあと、
三ヶ日の駅前に降り立ったのはお昼過ぎだった。

さあ、午後の部のスタートだ。
午前中とは逆方向の東に向かって走るぞ。
目的地は西気賀駅。
そこまで走れば、天浜線沿線全線走破が達成できる。

三ヶ日駅から362号線を少し走り、
次の駅に着くまでの区間は
浜名湖周遊の自転車道を進むことにする。
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奥浜名湖めぐろーど。


三ヶ日中学のグランド近くを通るので
自転車の中学生が多い。
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この左手がグランド。


自動車を気にすることなく走るのは快適だ。
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湖岸の道は平坦。
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湖を眺めながら気持ちよく走れる。


湖畔に下りてみた。
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すぐ脇を天浜線が並行しているところもある。
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残念ながら、この区間では車両が通らなかった。


遥か向こうに見えるのが
これから向かう気賀辺りかな。
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そろそろ次の駅が近いはず。
自転車道から国道に入る。

しばらく国道を走って、
都筑(つづき)駅到着。
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ホームで写真撮影。
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木陰が気持ちいい。

さて、
次の駅目指し、また国道362号線を走り始める。


*****  つづく  *****


前回からの続き。


*****  *****  *****


知波田駅を過ぎてしばらくすると、
天浜線は西寄りに進路を変え、浜名湖畔を離れていく。

どの辺で曲がればいいのか、
加減しながら走らなくっちゃ。


跨線橋を渡ったところで
脇道にタチアオイが咲いているのを見つけた。
下には線路。
ちょっと寄り道して写真でも撮ろう。

カメラを構えようとしたら
車両の響きが聞こえてきた。

お、チャンス!
しばらく待って通過する車両を撮影。
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この偶然が妙にうれしい。
「うん、ついてるぞ」と思う。
単純。

タチアオイは下から開花していく。
いちばん上の花が咲く頃に梅雨が明けるという。
暑い夏が徐々に迫ってくる。


交差点にやってきた。
「この辺りが右折のタイミングかな」と
スマホで地図確認。
手ごろなポイントだ。


ガードをくぐった先に栗の花が咲いていた。
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栗の花は強い香りがする。
六月の匂い。


脇道に入り、草の茂った小川を渡る。
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田んぼ道。
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風が強い。


おっ、駅だ。
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突然現れた感じ。
大森駅。
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さらに田んぼ道を行く。
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向こうの小高い森まで、田んぼ道をまっすぐ。
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路面にカメラを置いて撮影。
シャッターが切れる瞬間に戻ろうとUターンしている。


車両がやってきた。
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「となりのトトロ」で田んぼを疾走する「ねこバス」を連想する。

ほぼ天浜線に沿って走っているのがわかり
ほっとする。


小高い森のところまで来て
道路は左に曲がり上っている。
線路とは離れるが、他に進む道はない。
適当なところで見当をつけて曲がろう。


住宅地の狭い生活道路を通り、大通りに出る。
交差点できょろきょろ見回すと、
標示板に新所原駅の文字。
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「やったぜ、あと700メートルだ」


駅が見えるところまできた。
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新所原駅直前。
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すぐそこが駅前交差点。
週末のお昼時、人通りが少ない。


コンビニで昼食購入。


到着。
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向かって右がJRの駅舎。
天浜線の駅舎は左側の小さい建物。
三ヶ日駅からここまで約15キロ。


初めて走った道。
地理に不安があったから、実際の距離以上に長く感じた。


駅舎の中には、「駅のうなぎ屋」さんが同居。
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わー、コンビニでお昼ご飯買っちゃったよ。
残念。


ここまでで午前の部完走。


この後、お昼を食べながら天浜線で三ヶ日に戻り、
そこから逆方向に向かって午後の部だ。



*****  午後の部につづく  *****

前回からの続き。

*****  *****  *****

しばらく天浜線と離れて湖岸沿いを走る。
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湖面に突き出た棒杭は、たぶん牡蠣の養殖用。


道はゆるやかな上り勾配。
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辺りにはボートの係留地が多い。
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道を挟んだ向かい側に、よく目立つオレンジカラー。
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ミカンの形をした公衆トイレだった。
三ヶ日はミカンの産地でもある。



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5キロほど進むと
浜名湖の景勝地のひとつ、瀬戸に到着。
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浜名湖と猪鼻湖をつなぐ狭まった部分。

地図で示すと、ここ。
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遠江八景というのは初めて知った。
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ここから浜松市の西隣、湖西市に入る。
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浜名湖の名物と言えば、うなぎ。
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でかいぞ。
近年すっかり高価になって、気軽に手を出せない。


301号線のすぐ脇を並行する住宅地の狭い道を進む。
カメラを置いてタイマー撮影。
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交通量の多い主要道より安全で走りやすい。
ただし湖岸からは少し離れてしまう。


ユリの香りが強かった。
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この先で主要道と合流。


ゆるやかな坂を上りながら浜名湖を望む。
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手前の緑はミカンの木。
秋から冬になればミカンがいっぱい実るんだろうな。


道はもう少し上る。
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上りきって下ると、また湖に近づく。
もうアジサイが咲いていた。
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浜名湖ブルー?
今日みたいな晴天は、アジサイにはちょっと辛いかもしれないね。



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初夏の風が心地いい。
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あまり暑さを感じないのは、この風のおかげ。



しばらく行くと、前方に天浜線のガード。
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なんだか久しぶりに懐かしいものと出会った気がする。


浜名湖西岸を南に向かっている、と思う。
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コースが平坦になっている。


小さな川を渡る。
すぐそこに天浜線の橋梁。
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その向こうに浜名湖。


橋を渡って間もなく知波田駅に着いた。
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天浜線にしては珍しい現代的な駅舎。
駅の建物に同居しているのは歯医者だった。


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この写真を撮った直後、
右側のドアが開いて看護婦さんが出てきた。
ホームと歯医者が直結している。


三ヶ日駅からここまで約9.2キロ。


日陰で少し休憩してから
新所原駅目指して再びスタート。

この先は浜名湖と離れて進むことになる。
迷子にならずに行きつけるかな?
少々不安。


*****  つづく  *****


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