ゆるり ひらひら 走っています

ゆる~いジョギングの絵日記です。

レースは30キロを超えて、終盤に差し掛かってきた。
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海岸沿いの単調な道が続く。

あの標識までは走ろう。
次の交差点まで走ろう。
目標を細かく区切り、走ったり歩いたりを繰り返す。



32キロ。
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歩いていると痛みは感じないが、
制限時間を考えるとあまりのんびりしてはいられない。
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腰を伸ばし、姿勢を修正。
ペースを落としてゆっくり走り続ける。


のんびりしたペースでしばらく進むと
沿道に私設エイド。
「あれ?」っと思ったら
12月の袋井クラウンメロンマラソンでご一緒した
「ビールマン」ことバッカスさんのエイドだった。
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ご挨拶をして飲み物を一杯。

ほんの一言二言の会話で気分一新。

相変わらずペースは上がらないが、
気分はかなり楽になった。



苦しんだ海岸沿いコースがやっと終わった。



35キロ。第8関門。
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閉鎖12時56分。
4分前に通過。
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この5キロ、42分もかかった。


残り時間58分。あと7.195キロ。
8分ペースだ。
歩かなければなんとかなる。



清水の街をとことこ走る。
制限時間いっぱいの微妙なゾーン。
まわりのランナーもそれは承知している。
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足を引きずりながら前に進もうとする人。
足もとを見ながら黙々と走る人。
仲間に励まされ懸命に足を動かす人。

いろいろなランナーがゴールを目指している。
ここにいるみんなの思いはひとつ、
「制限時間までに・・・」



40キロ。
5時間12分。
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残り18分。



コーラの給水所があった。
立ち止まってぐびぐび。
うまい。喉にしみわたる。



「関門、あと5分だよ~」
女性ランナーが大きな声で呼びかけて走っていく。

「最終関門までは200mくらいだろう」
「5分あれば充分間に合う」とたかをくくっていた。

大きな誤算、勘違い。のんびりしすぎた。

実際はもう少し距離があった。



41.6キロ、第9関門。最後の関門だ。
「1分前~」のコール。
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閉鎖13時45分。残り50秒じゃないか。
のんびり撮影している場合じゃない。
とりあえず通過しなくては・・・。

間に合ってよかった。

ここで閉鎖されたら本当に悔しい。



ゴールまで残り約500m。
あと少しだ。



*****  つづく  *****


25キロ過ぎの給水所先は応援集中ゾーン。

吹奏楽。
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演奏していた曲目が思い出せない。



いっぷく処「しぞーかおでん」前の声援。
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静岡マラソンの名物だが、今はいっぷくしている余裕がない。



ボランティアスタッフのみなさんとハイタッチ。
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やはり応援が多いところは元気が出る。



通り過ぎると海が見えてきた。

おや、スタート前に話をした人がストレッチをしているぞ。
「がんばりましょうー」声を掛け合う。
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脚が攣ったのだろうか。
回復を願いつつ、先に行かせてもらう。



春の日ざしの中で
ゆるく弧を描いて伸びる道路。
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穏やかな青い海。
その海を渡ってくるそよ風が心地よい。
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26キロ。
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この辺りは、まだ風景を楽しむ余裕があった。



まっすぐ続く道。
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少しずつ飽きてくる。



27キロ。
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ピントが甘い。
おまけに距離表示板が画面内に入っていない。

脳内マヒの兆しか・・・。



この駿河湾沿いの単調な道が10キロも続くのか。
ちょっと辛い気持ちになる。
弱気の虫が、のそのそ頭をもたげてくる。
そういえば啓蟄は、今日か、明日か?



久能海岸沿いのいちご狩りの幟にさえ
変化を期待するようになってきた。
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沿道に人がいると
気分転換を求める状態に陥っている。
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向こうに見える山は久能山かな。



コース上のさまざまな物に救いを求める心境。


・・・・・


なんとか、30キロまで来た。
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3時間50分くらい。

この5キロのペース、
キロ7分30秒をオーバーした。
なんとなく疲れがきている。

ぼーっとした頭で
残り時間を計算してみる。

制限時間残り100分、ゴールまであと12キロ、
うーん・・・平均ペース・・・
キロ8分で間に合う・・・か?

単純な計算に手間がかかる。
やっと導き出した「キロ8分」にちょっと安堵感。



いちご娘の応援か?
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大勢のいちごっ娘応援を期待していたのだが、
思ったより沿道に人が少ない。
いちご狩り客の応対に忙しいのかもしれない。



太鼓の応援だ。
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がんばろう・・・。


・・・・・


左足の小指に痛みを感じる。
「このくらいならなんとかなるだろう」
最初は安易に考えていた。


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痛みがだんだんひどくなってくる。
皮が破れて血が滲んでるんじゃないだろうか、と考える。
でも、靴を脱いで確かめる気にはならない。



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靴下の選択ミスか?
靴ひもを締めすぎたか?
頭の中が小指のことばかり考えるようになる。
考えてもどうにもならないが、そこから離れられない。


変にかばって走ったのか、
今度は右の腰辺りに鈍痛。
重くて、だるくて、痛い。



写真を撮ることを口実に立ち止まる。
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「キロ8分でも大丈夫だから」、と少し歩く。

いいペースできていたのに・・・

いつも30キロ過ぎには何かが隠れて
悪さをしようと様子をうかがっている。

そいつらとの駆け引きがマラソンの魅力でもあるけれど・・・
つらいなぁ。



制限時間内のゴールに、黄色信号が灯りはじめる。



*****  つづく  *****


20キロを過ぎ、
東名高速道路の手前で、堤防道路から下る。

ゆるやかな下り坂の途中で21キロ。
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東名高速道路の脇が中間点。
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2時間43分で通過。
ネットタイムでの平均ペースは概ねキロ7分10秒。
いいペースだ。


脚が攣ったのか、
止まってストレッチをする人が目につき始める。

三月初めにしては異常な高温。
初夏のような陽気が影響していると思う。

気をつけないと・・・
もし攣ったら、完走が危うくなる。


21.9キロ。第5関門。
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関門閉鎖時刻は11時18分。
約10分前に無事通過。

第4関門から第5関門まで3.9キロを約27分。
この間のペース、キロ6分55秒。



そのすぐ先、22キロ地点に第8給水所。
スポーツドリンクで水分補給。
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さらに、二度目のアンパン補給。ふた切れ。

「アンパンマンの仮装もおもしろいかなぁ。
アンパンマンがアンパンかじりながら走ったらうけるかも・・・」
ぼんやりとそんなことを考える。



太鼓の響きに力をもらい、
立体交差をぐるっと回って国道150号南安部川橋へ。
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少々、上り。
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歩く人、立ち止まる人が多くなってきた。



南安部川橋を渡る。
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沿道の応援もないので淡々と歩を進める。



中島交差点に向かって下る。
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気分転換の自撮り。
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ボケボケ。
頭の中がボケボケにならないようにしよう。



中島交差点を右折。
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24キロまで来た。
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暑い。
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脳内が単調になっている。
あまりいい兆候ではない。



海岸に近づいたところで25キロ。
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3時間12分くらい。
5キロのラップ約36分。平均ペースキロ7分12秒。
7分20秒の設定タイムを、まだ上回っている。


このあたりから残りの距離と時間を計算し始める。
あと17キロを2時間18分。
関門さえクリアできれば、キロ8分でギリギリ大丈夫。
少しくらいなら歩いても完走可能だ。
アクシデントがなければ、なんとかなりそうだぞ。

考え方が少し弱気になっている。



*****  つづく  *****


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