ゆるり ひらひら

ゆる~いジョギング。

30キロを過ぎてもまだ歩いている。
「痛みをこらえてでも走ろう」という強い気持ちが湧いてこない。

第5給水所に到着。
DSCF1555
走らなくても水分補給。
フルーツととんがりコーンも補給。
残り時間が心配なので早々に出発。



冬の日差しを浴びて銀杏黄葉がきらきら輝いている。
DSCF1556



陽光が暖かい。風も凪いでいる。
DSCF1557
ぽかぽかしてなんだか眠くなってきた。
ときどき目を閉じてみる。そのまま眠りに落ちそうな気がしてきた。



眠気をこらえ32キロ。
このあたりで着ぐるみのドラえもんに励まされ、抜き去られた。
DSCF1558
このまま歩き続けてはゴールが危うい。
走らなくてはと思うのだがなかなかできない。



ガードをくぐり、国道1号線の南側に向かう。
DSCF1559



33キロ付近の私設エイド。
DSCF1560
絶妙のポイントで毎年ランナーを迎えてくれる。


今年のスペシャルドリンクは暖かなお汁粉だった。
DSCF1561
甘くておいしい。元気が出る。
元気は出るが痛みは緩和されない。やはり長い距離を走れない。



34キロ。時間はあるのか。
DSCF1562



35キロ手前の第7給水所で
法多山の厄除け団子をいただく。
あまりに遅かったのでもう品切れかと思っていたが
残り三人分というところでありつけた。



厄除け団子のご利益にすがりながら35キロ。
DSCF1563
なんてことだ。
ここまでの5キロに50分も費やした。



第5関門、35.16km。
閉鎖時間の2分前。
DSCF1565
切羽詰まった状況にやっと気がつく。
このままではまずい。



東海道線に沿った長く平坦な道。
DSCF1566

レース前に描いたイメージでは
このあたりから気持ちよくペースを上げるはずだった。
実際はペースアップどころか歩いてしまっている。

DSCF1567


「まだまわりにランナーがいるから大丈夫」
なにがなんでもゴールという意思が薄れ始め
甘える気持ちがだんだん大きくなってくる。


「次の給水所でリタイアしよう」という思いが芽生える。
給水所直前まではそういう気持ちだった。



***** つづく *****

ばたばたしているうちに、年が明けてしまいました。
もう忘れてしまうくらい間が空いたけれど
「第31回袋井クラウンメロンマラソン」のレポ、続けます。

***** ***** *****

痛みで走れないまましばらく歩き続けると
ブラスバンドの軽快な音楽が聞こえてきた。
中学生のブラス応援だ。
DSCF1541
通りかかったときの演奏曲目は「YMCA」
「♪ワーイ、エム、シーエー♪」
一緒に歌い踊る。
「走らなくて大丈夫ですか?」
指揮をしていた先生に心配されてしまった。



27キロ手前。まだ早足で歩き続けている。
DSCF1542
冬の日差しを透過する幟旗がきれいだ。
DSCF1543



27キロ通過。
DSCF1544
たしかこのあたりで六文銭の鎧武者さんに励まされ抜き去られた。



28キロを前にして上り坂。
DSCF1545


前回も前々回もここは走って上った気がする。
今回は歩いている。
「ほんとにどうしたんだ?」と思う。



坂の途中で28キロ通過。
DSCF1546



坂を越えて下り。
DSCF1547
「いけるかもしれない」ちょっと走ってみる。
・・・
ダメだ。長く続かない。速歩に変更。回復はまだか。



遠州三山のひとつ可睡斎のそばを通過すると、第4関門。
DSCF1548
制限時間までまだ17分ある。



29キロの手前から上りが始まる。
DSCF1549
結構きつい。

ほとんどの人が歩いている。
DSCF1550


後方も同様。
DSCF1551



30キロを目前にして下り坂。
DSCF1552
上りで歩いていた人も走り出すが、まだ走れない。
下りの方が脚へのダメージが大きい。



なんとか30キロまで来た。
4時間3分くらい。
DSCF1554


残り12キロで2時間弱の時間がある。
4時間には少し遅れたけれどまだ間に合う。
キロ10分を切ればいいと計算。

8割歩いて2割走れば間に合いそうな気がする。
ちょっとだけ復活できればいい。
まだ諦めてはいないぞ。



***** つづく *****

国道1号線の北側に出てから
田んぼ沿いの平坦な道を進むと間もなく20キロ地点。
DSCF1526
約2時間30分。キロ7分30秒ペース。
少し遅れてはいるが許容範囲内。



21キロ。
DSCF1527
今年の話題はやはりワールドカップラグビー。
日本代表のウェアを何人か見かけたが、
ラグビーボールを抱えたランナーはこの人だけだった。
ここ21キロ地点で抜いてからあと見た覚えはないが
ゴールにトライできただろうか。



すぐに中間点。
DSCF1528
この辺りまではまずまずだった。



異変は突然やってきた。
右脚内転筋に激しい痛み。
ぐうっ、久しぶりの痙攣。
立ち止まり痛みをこらえ、おさまったところで歩き出す。
しばらく歩いた後ゆっくり走ってみる。
ゆっくりならいけるかも知れないと思ったとたん、
今度は左足の指から足底にかけて痙攣と痛み。
また歩く。
歩いている時は痛みがない。
これなら大丈夫かと走り出すとまた攣る。
歩いたり走ったりを繰り返し、23キロ手前の第3関門。
DSCF1529
制限時間まで27分ある。

回復するまで歩いて行こう。



第4給水所。
ボランティアの笑顔に励まされる。
DSCF1530

ここの大会ではお馴染みのとんがりコーン。
DSCF1531



給水所を後に23キロを歩いて通過。
DSCF1532



上り坂。
DSCF1533

もう当たり前のように歩いて上る。
DSCF1534



平坦な道になり、走ろうと試みるが
痛みで100メートルも続かない。
DSCF1535



25キロ。3時間13分。
DSCF1536
残りの距離と時間を計算する。
ゴールまで17キロ、制限時間まで2時間47分。
キロ9分30秒で間に合う。
ずっと歩いていてはダメかもしれないが
どこかで回復すればまだ大丈夫。
ちょっとほっとする。
とりあえず30キロ4時間を目指そう。



また坂道だが、歩いていれば上りも下りもあまり関係ない。
DSCF1537
どういうわけか、ここではみんな歩道を進んでいる。



山名小学校付近の第5給水所。
DSCF1538
水とフルーツを補給。



このあたりがコース中の最北部。
DSCF1539
本来なら気持ちのいいゆるやかな下り。
走ってみたが長続きしない。
DSCF1540



30キロまではこのままでいいと思い始める。
痛みを口実に気持ちが後ろ向きになっている。
痛みよりそっちの方が問題かもしれない。



***** つづく *****

↑このページのトップヘ